当院では2022年までは高度生殖医療の認定施設でしたが、2022年4月以降は一般不妊治療に特化して検査、治療を施行しております。
不妊症
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当院では2022年までは高度生殖医療の認定施設でしたが、2022年4月以降は一般不妊治療に特化して検査、治療を施行しております。
1) 20歳代~
まだ結婚、入籍はされてない方、または数年先に妊娠出産を考えておられる方には将来の妊娠に向けてのプレコンセプションケアを推奨いたします。
実際に妊活を始める前に、妊娠に対する不安材料がないかどうかを事前に検査するものです、ホームページ内のプレコンセプションケアの項目をご参照ください。
2) 30歳代~
本格的に婚活を始めて6か月以上妊娠が成立しない場合、2人以上の子供を希望される場合、本格的に不妊検査を始めることをお勧めします。
3) 40歳代~
保険での高度生殖医療に対しては制限がかかってきます。短期間で必要な検査を施行し、体外受精に進みます。
不妊の原因は男性側にある場合も多く、男女双方とも検査をする必要があります。
初診はご都合のよろしいときに受診してください。
月経周期何日目(生理開始日から計算して何日目)にあたるかによって検査項目が違います。初診時にご説明してスケジュールを立てます。
BBT(基礎体温)をつけているかたはご持参下さい。
自治体の検診や会社の検診で受けていられる方は必要ありません。
子宮筋腫や卵巣腫瘍、子宮内膜症などの検出には不可欠です。
タイミングを合わせるときも卵胞計測(卵胞の大きさをはかる)に用います。
生理開始からの日数によって正常値は変わってきますので、すべてのホルモンの検査を1回の採血で終わらすことはできませんが、通常は月経周期の2日目、3日目に(月経開始から2日目、3日目)採血をします。この時は脳下垂体から分泌されるホルモンを主体に検査をします。また、基礎体温の高温相の真ん中あたり(排卵から1週間後、次回月経の1週間前)に黄体ホルモンの検査をして排卵があったかどうか、黄体機能不全がないかどうかをチェックします。その他のホルモンは月経周期に左右されませんので、採血の機会がある時に検査をいたします。
排卵障害があると考える場合、月経周期の長い方に関しては、さらに別の血液検査をいたします。
女性は出生時には皆同じ数の卵子を有しています。(200万個と言われています)それが月経開始とともに毎月の排卵で少しずつ減少して閉経にいたります。AMHは残っている卵子の数を反映していると言われていますが、その減少スピードは個人差がかなりあります。血液検査で簡単に調べることができます。AMHの値が低い場合、妊娠できないというわけではありませんが、その場合は妊娠を先延ばしにしないようにお勧めしています。また、多のう胞性卵巣などの排卵障害がある場合は異常高値になります。
卵管の狭窄や閉塞、周囲癒着、子宮の位置、形態の異常を調べるものです。水溶性のヨード系の造影剤を子宮の入り口から注入し、X線撮影をいたします。
排卵の時期を正確に把握するために排卵の時期に来院していただきます。エコーで卵巣の状態をチェックすることと尿や血液のホルモン検査をいたします。
排卵期に性交渉後に来院していただき、排卵期に子宮から分泌される粘液中(頸管粘液)に運動精子がみとめられるかどうかをチェックする検査です。精子の運動能が悪い場合、女性側のホルモン状態により頸管粘液の性状が悪い場合、抗精子抗体が存在する場合は精子が宮内に入っていくことができなくなります。
近年、男性側の要因が不妊の原因になっている割合が増加しています。男性も半分の責任を負っているといっても過言ではありません。ご自宅がかなり遠方でない限り、お渡しした容器にご自宅で採取して持ってきていただいています。必ずしも男性が来院する必要はありません。クリニック内でも採取可能です。
上に記載した検査に決定的な異常が認められなかった場合は毎月タイミングを合わせていくことになります。ホルモン状態や体のコンディションは毎月少しずつ違います。また排卵されるすべての卵子が良好で妊娠に結び付くものではないのです。タイミングが合っていても1回で妊娠が成立しないのもそのためです。その確率は年齢が上になるほど下がってきます。タイミングの合わせ方は指導いたします。きちんと排卵している方はご自分でタイミングをあわせることが可能です。わからない場合は受診していただければより正確にあわせることができます。
検査の結果によっては最初から排卵誘発剤が必要な方もいらっしゃいます。
精液を採取していただき、良好精子を選別する処理をした上で、子宮の中に精子を注入するものです。タイミングを厳密に合わせる必要があります。男性側に要因がある場合(精子が少ない、運動率が悪い)、夫婦どちらかに性交障害がある場合、抗精子抗体がある場合などに施行しますが、タイミングで妊娠が成立しなかった場合、不妊原因がはっきりしないのに不妊期間が長くなっている場合もステップアップとして施行しています。
当院は不妊治療費助成事業指定医療機関に登録しています。インフォームドコンセントを行なう際に説明はしておりますが、詳細は居住地の自治体のホームページをご覧ください。